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相続に対する思い

相続とは大変な作業

平成21年11月、私の父が膵臓がんで他界しました。
そして、すぐに当然に相続というものに直面しました。それまでも仕事として携わってきて、得意としてきた分野です。

それなのに、葬儀や法要、慌ただしい中で時間はどんどん過ぎていきます。そして、疲れがどんどん溜まっていきます。

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自分が相続に直面して初めて分かったこと、それは故人の死という大変な時期に、相続手続きにとれる時間は実はすごく限られているということです。そして、精神的にも体力的にもものすごく大変な作業だということでした。

私がもし会社員だったら?平日は動けず役所へ行くこともできないでしょう。有休をとっても数日でこの全部の相続手続きを終えることができたのだろうか?

もし専門家で無かったら?初めて見る戸籍の収集や大量の手続きに必要なマニュアルを読むだけで疲れてしまったのではないだろうか?

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考えるだけで本当に大変な作業です。
預貯金の相続、不動産の名義変更、株式の名義変更、保険金の請求、遺族年金の請求・・など。
また、手続きにも様々な期限があります。相続放棄、準確定申告、相続税の申告・・など。
故人を偲んでいる時間がないというのが現実です。
 

円満な相続を目指して

よく使われるフレーズで、「相続」を「争族」にしないようにというものがあります。相続になって、今まで仲が良かった家族が争いになるというものです。

そんなことないだろう。と私も以前は思っていました。

しかし、現実は違います。どこの相続にも少なくとも「争族」になる可能性はあります。
そして実際に様々な相談を受けてきました。原因はそれぞれですが、

・故人が生前にこう言っていた。

・権利があるのだからもらえて当然だ!

・家を出ていったのだからあげる財産は無い!

など理由は様々です。
お互いの言い分はあり、それぞれの根拠はありますが、争族になっているのは間違いありません。うちは田んぼ、畑だけだからと思っていても、今の時代しっかり法定相続分を主張して争いになったりします。
せっかくの財産を遺されるのであれば、争族にならないよう遺すというのも故人の責任なのかもしれません。

しかし、実は争いになっても相続人一人一人の話しを聞くと、お互いに円満に解決できる相続の仕方が見つかったりします。

私がこの仕事をしてきて一番やりがいを感じる、嬉しさを感じるのは、相続手続きが終わり、お客様から「ほっとした。」と言っていただけた瞬間です。相続は想像以上に心の負担になるようです。その煩わしさから解放されたときは本当に安心された笑顔になります。

私たちには幸いにして、相続に対する様々な知識、技術、経験があります。そして一緒に解決できる専門家の仲間がいます。
私たちは、相続に対する皆さんの不安や煩わしさを少しでも和らげ、解決できるよう精一杯サポートしたいと思っています。

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まずは私たちがあなたの窓口になります。
一緒に一つずつ解決して行きましょう。
「相続」を「争族」にさせないために。
茨城・常総相続遺言相談室
荒井司法書士行政書士事務所
代表  荒井 孝典



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